ラカントについて「基本情報」と「血糖値を上げない理由」

ラカントは血糖値上げない 糖質制限

ラカントは血糖値を上げない

糖質制限する時に頼りになる甘味料「ラカント」。

ラカントは糖質はあるけど血糖値は上げません。その理由はラカントの成分であるエリスリトールと羅漢果にあります。

今回は、ラカントについて、成分や価格、使い方などの基本情報と、糖質はあるのに血糖値を上げない理由についてお伝えします。

ラカントの成分

ラカントは、カロリーはゼロ、血糖値を上げない甘味料です。

ラカントは料理よって数種類の商品が選べます。顆粒(粉状)や、シロップ(液体)タイプなどがあります。

ラカントは2つの成分からできていて、主成分はエリスリトールで、わずかに羅漢果エキスが入っています。

「羅漢果」は、中国南部の特定の地区が原産のウリ科の植物で、強い甘味とコクのある独特の風味が特長です。昔は「長寿の神果」として数百年ものあいだ食経験があり、甘い漢方として使われきた安全性の高い果実です。

ラカントを製造している会社サラヤ独自の抽出方法(特許取得)によって、通常の羅漢果エキスよりも高純度なエキスが作られます。

この「高純度エキス」は砂糖の約300倍の甘さがあり、血糖値やインスリンの分泌に影響がありません。

ラカントの主成分エリスリトールの甘味では足りない分を、高純度エキスで補い砂糖と同じ甘さに調整しています。

2007年には厚生労働省の日本食品添加物公定書に掲載され、サラヤの「高純度 羅漢果エキス」は国が安全性を保証しています。

一般に出回っている「羅漢果エキス」は甘味が砂糖の50倍ほどしかなく、サラヤの「高純度 羅漢果エキス」とは違い、果糖も含まれカロリーがあるため血糖値を上げる可能性があります。

そんな羅漢果とエリスリトールからできている「ラカント」は、カロリーゼロ、血糖値に影響を与えません。

糖質あるのに「カロリー0、血糖値を上げない理由」

ラカントはカロリーゼロで血糖値上げない

ラカントはカロリーゼロで、血糖値を上げない甘味料です。

ですが砂糖と同じくらい糖質があり、ラカントの糖質は99.8g(100gあたり)もあります。

通常、糖質を摂ると血糖値は上がりますが、ラカントの場合は上がりません。不思議ですよね。

その理由は、ほとんどが腸で吸収されますが代謝されずに尿として排出されるため、血糖値には影響しないし、エネルギーとして利用されのでカロリーがゼロなのです。

ラカントに含まれる高純度羅漢果エキスも血糖値に影響しないと確認されています。

ラカントの成分が両方とも、血糖値に影響を与えないので、ラカント自体も血糖値を上げないということです。

血糖値を上げない理由をくわしく↓

【エリスリトール】カロリーゼロ、血糖値を上げない理由
エリスリトールは、カロリーゼロ、血糖値も上げない甘味料です。今回はなぜエリスリトールが血糖値に影響を与えないのか、その理由についてご説明します。甘さは砂糖の約75%で、糖質制限やダイエット中の人にも使われています。

店頭で買える

ラカントは、スーパーやドラックストアなど一般の店頭で販売されています。

甘味料は日々使うものですから、なくなればすぐに買えるものがいいですよね。

大きめの店舗であれば置いてある場合が多いですが、インターネットでも購入できます。

安全性が確立している

体にとって安全なのかというのはとても大切なことです。

ラカントの安全性は高いと日本国内外で証明されています。

ラカントは、天然の食品から抽出した成分を発酵させて作られた「エリスリトール」と、契約栽培で厳しい管理のもと作られた羅漢果を使い、徹底した品質管理のもと製造され残留農薬や重金属は検出されない「羅漢果エキス」からできているので、安全性は日本や世界の機関でも高く評価されています。

厚生労働省、米国の食品医薬品局(FDA)、国連(WHO)の合同食品添加物専門委員などでも、安全性については極めて高いと認められています。

そのため一日の摂取量の上限はなく お子様や妊娠中の方も、使うことができると言われています。

ただし、ラカントの主成分のエリスリトールは、一度に大量に摂取すると、体質によっては、まれにお腹がゆるくなることがありますが、一過性のものなので特に心配はないそうです。

あえて摂取上限量を設定するなら、ラカントの製造元のサラヤでは、1日30~40g前後と言っています。

砂糖と甘さも重さも同じ

ラカントは砂糖と同じ甘さ重量も同じで使えます。

面倒な換算は必要なく、お菓子を作る時も、砂糖と同じ重さで計れます。

種類いろいろ用途で選べる

ラカントには大きく分けて、顆粒(粉状)と液体のものがあります。

顆粒と液体タイプは、それぞれ向いている料理がありますので用途に応じて使い分けできます。

<ラカントSシロップ>

ラカントSシロップ(液体)
 
甘さはサラッとしていて、うすく茶色みががった色をしたシロップタイプ。
すでに液体なので、冷えても結晶化しにくいのが特徴。
私は甘さは顆粒よりも少し弱く感じます。(味の感じ方には個人差あり)
<向いている料理>
    • 冷たい料理(酢味噌和え、甘酢浸け、マリネ)
    • 飲みもの(冷たいコーヒーや紅茶が均一にまざる)
    • お菓子 (多く使用してもジャリジャリしにくい)

<ラカントS顆粒>

ラカントS(顆粒) 焙煎した羅漢果エキスを配合。 黒糖のようなコクのある甘さです。

うすい茶色の顆粒のため、料理にも茶色の色がつきます。 使用量が多いと冷えたとき結晶化します。

<向いている料理>

  • 煮込み料理(豚の角煮、煮つけ、筑前煮)
  • 焼き菓子(カヌレ、モンブランなど、色のついている焼き菓子)
  • 飲みもの(茶色の色がついているホットコーヒー、ホットココア)

<ラカントホワイト>

ラカントホワイト(顆粒)

ラカントSで使われる羅漢果エキスから、色や雑味を取り除いて、甘み成分だけを使っている白い顆粒タイプ。

さっぱりとした甘み。 味のくせが少ないので素材の風味を活かします。

飲みもの(ホットコーヒーや紅茶)やお菓子全般に向いています。

使用量が多いとラカントS顆粒同様に結晶化します。

ラカントホワイトについてはコチラをどうぞ。

【ラカントホワイト】お菓子作り向き~ラカントSとの違い
ラカントホワイトに焦点をあてて、ラカントsとの違い、購入できる場所、価格、味などをご紹介。ラカントホワイトは料理やデザートのどちらにも使えますが、お菓子作りではラカントsよりラカントホワイトの方が向いています。

ラカントのデメリット

ラカントを摂取しても血糖値は上がりませんし、砂糖と同じ甘さで使えて安全性も確立されています。

でもデメリットもあります。

砂糖よりも価格が高い
ラカントは砂糖に比べると値段が断然高いです。
販売会社によって価格は違います。
一応参考までに1kgあたり大体の価格は(現時点)、
  • 上白糖 1kg 約250円
  • ラカントS 1kg 約3,100円

以上のとおりです。

ラカントは砂糖よりも約10~15倍ほど高いです。

私は血糖値を抑えるためと、安全性が確認されてる甘味料がいいので、高いけど(泣)ラカントを購入しています。

ちなみにラカントの主成分であるエリスリトールは、そのまま100%エリスリトールだけで売られています。
甘さは砂糖の約75%ほどですが、ラカントよりは安価で買えます。

おかずなどの料理を作るとき

鶏の照り焼きなどの「照り」が出ない
メイラード反応が起きないので、煮詰めても、焦げたり照りは出ません。もし「照り」を出したい時は、みりんを少し入れると「照り」がでます。

※メイラード反応: タンパク質と糖が科学的に反応して、褐色(黒っぽい茶色)物質ができること。

お菓子作りのとき

カラメル化しない
ラカントはその性質上、煮詰めても焦げずカラメル化はしないので、カラメル自体を作れません。
後味が少しにがい

料理の時はとくに気にならないと思いますが、お菓子は多量に使うので、人によっては独特のにがみを感じることがあります。

ラカントの苦味の原因について。

【ラカントの使い方】製造会社に質問した~失敗しないお菓子作り
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ラカントの苦味を消す方法はコチラ↓

【ラカントを使ったお菓子が苦い】「苦味」の理由と消す方法
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膨らみにくい

スポンジケーキなど、あまり膨らまない。ラカントを減らし砂糖を混ぜたり、ベーキングパウダーを使うなど工夫する。

なおパンを作る時は、ラカントは酵母であるイースト菌のエサにならないので、パンが膨らみません。砂糖、メープルシロップ、アガベ、はちみつなどの通常の甘味料を使って下さい。

顆粒の場合、大量に使うと冷めたとき食感がザラザラする

冷めると結晶化するためジャリジャリとザラついた食感になることがある。対策として他の甘味料も使うか、温かいうちに食べる。

膨らみにくい、ザラザラ感の解決法はこちら。

【ラカントで作るお菓子】膨らまない、冷却後のザラつき~解決法
ラカントを使ったお菓子は、あまり膨らまない、冷却後のザラつきが気になる事があります。その解決法についてご紹介。ラカントの製造会社から聞いた方法や、私がラカントのお菓子作りで見つけた解決法もお伝えします。
ひんやりとした清涼感

ラカントの主成分エリスリトールの特性として口内の熱を奪う。クッキーなどの焼き菓子が冷たく感じると違和感があるかも。気になる場合はラカント100%ではなく砂糖などと併用をおすすめします。

 
ラカントは、おかずなどの料理に使う時はいつも通り使えます。
デザートやお菓子作りの時は、大量にラカントを使うので、主成分のエリスリトールのクセも出やすくなり、砂糖で作るお菓子よりは、食感・味が劣ることがあります
 
ラカントのタイプを変えたり分量を調整したり、ほかの食材を使うなど工夫すると、美味しいお菓子になると思います。
 
ラカントの料理の使い方はコチラをどうぞ↓

まとめ

ラカントについて、成分、価格、種類、使い方など、ご紹介させていただきました。

あと、ラカントは糖質があるのに血糖値を上げない理由についても明らかになったと思います。

ラカントはカロリーゼロで血糖値にも影響しませんので、糖質制限に役立てたい方はぜひ使ってみてください。

 

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